キャップレス万年筆が便利で可愛い件、仕事や学校でも万年筆使いたい方は必須!
キャップレスの利便性はハマる!のぐちょ(@yuukinogutyo)です(*´∀`*)
前回、三光堂さんで「キャップレス絣(かすり)」を買ったよ〜って記事を書きました!
今回は、そんなキャップレス万年筆を実際に使っての感想を書いてみようと思います(^_^)
キャップレス万年筆に興味が湧いたきっかけ
今回まで、僕はキャップレス万年筆には興味がありませんでした。
万年筆はキャップを外して使うのが醍醐味だと思っていましたし、それで特に問題なかったんですよね(*ノ・ω・)
以前はデスクワークばかりだったので通常の万年筆で十分でしたが、最近は部下に仕事を任せ、会議や打ち合わせに出席する機会が増えてきて、その中で万年筆を使っていてヤキモキすることが増えたんです。
打ち合わせ中に「メモしよう」と思ったり、パッとアイデアが浮かんだりしたとき、
「キャップを開けて外して、キャップを万年筆のお尻のところに付ける」
この1クッションがなんとも…。
そうこうしている間にアイデアが飛んだり、打ち合わせ自体も話が進行してますし、思いついたアイデアもすぐメモできなくて…。
通常の万年筆はそういう”瞬間的な”アクションにはちょっと向いてないですよね(・ω・ ;)
万年筆でメモした後はすぐにキャップを閉めないとペン先が乾いてインクが乾燥して書けなくなります。
キャップせずに出し続けるのは危険。
なのですぐキャップを閉める、ちょっとして思いついた!キャップ外す→メモ→キャップ付ける→メモりたいこと発生→キャップ外す→…以下続く(; ^ω^)
あともう一つ。
これは僕の考え過ぎかもしれませんが、
もしかしたらキャップを閉めるという動作は話し手に対して失礼かもしれない、と感じたんです。
上記の事情により僕はメモる時に万年筆のキャップを外し、書き終わったらキャップを閉めます。
ということは、僕にとって万年筆で書くという動作は「これは書いておきたい」という意志を表しています。
逆に言えば、相手が話してる時にキャップを閉めるということは「あなたの話にメモする要素はありません」という風に受け取られないか?
もちろん、僕や万年筆の事情なんて相手からしたら知らんがな案件なので、そう受け取られるかは分かりません。
でもキャップを外して〜という一連の動作って、ノック式ボールペンのそれより大袈裟というか目立つので、そういった失礼を感じさせる可能性はあります。
社会人なりたての頃によく言われた、メモする動作自体が相手に「あなたの話を聞いていますよ」というメッセージになる、ということが思い出されました。
全てメモする必要なんて無いですが、そういった姿勢って大事ですし「キャップを閉める」という動作はネガティブなメッセージになりかねないな〜と思ったのでした(ーー;)
じゃあボールペン使えばいいじゃん!
賢明な皆さんならそう思うでしょう。
おっしゃる通りです。
ノック式ボールペン使えば万事解決です!
だがしかし、However、
僕としては万年筆を使いたいんですよ。。
もうバカか!?って感じですけど、自分でも分かってますが、ボールペンを使ってるとテンション上がらないんですよ(←そこか)
よっしゃやったる!って思えなくて…
せっかくなら大好きな万年筆を仕事で使いたい!
ステージに我が子を立たせたい親御さんの気持ち…
そう!あれに近いかもしれません←
※のぐちょは独身
そんなヤキモキしている中、ふとノック式の万年筆があればいいんだよね、と思い浮かんだのがキャップレス万年筆でした(。・ω・)ノ゙
キャップレス万年筆を買うまで
万年筆は書き心地が1本1本違う、生き物のような存在です。
そして見た目も大事!
購入するときは必ずお店に出向いて試し書きをして決めます。
ネットでキャップレス万年筆について調べたら、仕事の帰りに三光堂さんへ行ってみました!
店に着いたらまず店長さんに「キャップレスを探している」ということを伝え、何本か出してくれました。
まずは定番の「キャップレス・デシモ」
男女問わず使えるデザインですね♪
そしてキャップレス・デシモ2017年限定モデルも出たとのこと!
それがこれです
ピンク色の桜、白色のスズラン、黒色のブラック♪
春っぽくて素敵ですね(*´∀`*)
クリップも通常のキャップレス・デシモと違い金クリップです。
そして今回購入したキャップレス絣(かすり)
正直かなり迷いました(^_^;A
「限定」に弱い僕としては、キャップレス・デシモの限定モデルかキャップレス絣が欲しい。
・絣は既に生産していないモデルなので、店舗にある分で終了。
・デシモの2017年限定モデルは、ピンクの「桜」があれば即買いだったんですが、「桜」のみ売り切れ(;*´Д`)ノ
・スズランもブラックも悪くないが「桜」が無いショックがデカくて…
・黒と金クリップの万年筆は既に何本かもってる
・デザイン的には絣のドット柄が可愛い、軸の太さも悪くない
そうこうしている中で、キャップレス絣を買うことにしました(^_^)
字幅はどうするか?
キャップレス絣に決定しましたが、在庫のある字幅は「中字」のみでした。
会社の打ち合わせ資料に書き込んだりするため欲しいので、中字はちょっと太い。
そこで店員さんからの提案があって、
クリップの色が同じであれば中身だけ交換できるとのこと。
キャプレス絣は通常のキャップレス・デシモと同じ銀クリップ!
なので、デシモの銀クリップの中身と絣の中身は”互換性がある”ので交換可能(*'-'*)
極細を入れてもらいました♪
まさかそんなことが出来るとは思ってなかったので、めっちゃ嬉しい!
本当は「細字」がベストでしたが、銀クリップのデシモでちょうど「細字」が人気で在庫がなく、「極細」しかなかったんです(; ^ω^)
2017年限定モデルのデシモには細字がありましたが、金クリップのため金クリップのキャップレスとしか中身を交換できない。
※キャップレス絣は銀クリップのため交換できない
なので、極細にしました!
実際に使ってみて
字幅と書き心地
実際に仕事で使ってますが、資料への書き込みは案外細かかったりするので、極細でちょうど良かったです(* ̄(エ) ̄*)♪
前回書きましたが、キャップレス・デシモやキャップレス絣はペン先が「18金」です。
適度にしなって書き心地も普通の万年筆に引けを取りません!
通常の万年筆同様、使ってるうちに使い手の書き癖に合うようにペン先が育っていきます(^_^)
少々カリカリしますが、それは極細なので仕方ないです。
中字のがヌラヌラ書けて気持ち良いんですが、それは既に持っている他の万年筆に任せれば良い話(*^^*)
仕事での利便性
まず、ノック式なので「片手で使える」のが大きい!
これまではキャップを外す必要があったので両手が必要で、立ちながらメモするときはメモ帳を脇に挟んで万年筆のキャップを外して…ということがありました(・ω・ ;)
しかし、キャップレスはノック式で片手でペン先を出せるので立ちながらメモする状況にはすこぶる強い。
気にしていた相手への配慮という意味でも、僕自身が気にせず集中できるようになりました♪
やや大袈裟にも見受けられる万年筆のキャップを外して書き込むという動作を、サッと書き込んでサッと引っ込めて、また書き込んで出来るようになったので。
良くも悪くも目立たなくなりました♪
そういったスピードにも十分対応できていますし、あとは、やはりペン先の乾きを気にしなくていいのは大きい。
メモしたい時にペン先を秒で出せるし、書き終わったら秒で仕舞える。
「アイデアが浮かぶかも」「メモしないといけないことが出てくるかも」と万年筆を仕舞わずにペン先を乾かしてしまうこともありません。
何本か必要かは不明だし、いらないと思いますがこの利便性はなかなか良いです♪
可愛いデザインも多いですし、女性含めオフィスで重宝する万年筆かもしれません(o^ω^o)
学生さんも良いかも!
仕事で使うシーンを書いてきましたが、高校生や大学生が万年筆を使う場合も良いかも!
板書やノート書いてる時って、常に書いてるってよりは、書くタイミングになったらサッと書く感じですよね(o*・ω・)ノ
そういった場面にも対応できますし、スタバとかカフェでダベリながら勉強するときも、サッと書いておしゃべりして…って時も対応できるし♪
※そもそもフリクションやボールペンを使えというご意見は置いておきます(´・ω・`)
※学校の授業でも万年筆を使いたいという方はかなり万年筆好きです(僕と同種)
あとがき
ということで今回は、仕事で使う万年筆ならキャップレスが最適かも!って記事を書きました。
正直これまで「万年筆っぽくない」という理由だけで避けて来たんですが、
実際に使ってみるとこれはこれで「いいとこ取り」だな〜と感じました。
万年筆は使いたい、でも「キャップを外して軸尻につけてゆったり書ける」という魅力であるその”ちょっとした手間” が仕事で使う上で足かせになる。。
それを見事に解決している万年筆だと思います(。・ω・。)ノ
これまで避けて来たのが悔やまれます!
「仕事でも万年筆を使いたい!」とお考えの方は最適でしょうし、
カラーバリエーションもありますので、筆記具にもお洒落さや可愛さが欲しい方にも。
「黒い万年筆はちょっとな〜」という方にも良いかもと勝手に思ってます♪
興味が湧いた方はぜひ実際に見に行ってみてくださいね(^_^)
んだらね〜♪
他の「万年筆」に関する記事