岩と蝉の声、絶景。大人になってから登る山寺立石寺と自分の成長
ふるさと自慢(*´∀`*)のぐちよ(@yuukinogutyo)です♪
今回地元の山形に帰省した際、めちゃくちゃ久しぶりに山寺に行きました!
どれくらいぶりだろ?
下から見上げることはよくありましたが、登るのはたぶん小学生時代以来です(。・ω・。)ノ
今回20年ぶりくらいに行ったら「やっぱ良いところやなぁ」と感じたので記事にしようと思いました♪
山寺(宝珠山 立石寺)
山寺は、正しくは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開いた、天台宗のお山。
正面の大きな建物は、国指定重要文化財の根本中堂である。
出展:山寺の由来
松尾芭蕉が「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という俳句を詠んだ有名な場所です。
その絶景から、最近はインスタグラムなどSNSで国内外問わず、広く知られる場所になり、海外からの旅行者もたくさんいました(つ゚o゚⊂)
立石寺というのは一つのお寺というより、山一つという感じ。全体図は上の画像のように、とても広いです。
真ん中に階段がありますが約1000段!!
おいおいこれ登るのかよ…
入口!ここから山寺へ
早くも階段が始まります。
山寺は「昔から一段二段と登ることにより、私たちの煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山です」と言われており、有難い石段な訳です(。・ω・)ノ゙
煩悩にまみれた僕にはうってつけだ
心が洗われるようですね♪
わずか100段ほど登っただけで「あ、やばい」と思った僕は
煩悩にまみれているようです。
旅の疲れがあるようです(ゝω・)vキャピ
深緑からこぼれる日差しがキレイ(*´∀`*)
道中にはさまざまな岩に掘った見事な彫刻が…
百丈岩。
登山道に迫る巨大な岩で、この岩の上方に納経堂や慈覚大師の廟所・開山堂が建ち、岩の上部に、慈覚大師の遺骸を納める入定窟(にゅうじょうくつ)があります。
弥陀堀。
ながい歳月の雨風が直立した岩をけずり、阿弥陀如来の姿をつくり出したってのが凄いですよね!
めっちゃ一円玉が貼り付けられてる(;゚∀゚)
賽銭として参拝者が押し込んでいったものらしく、すごい数です。。
夏休みということもあって、参道はご覧の混雑。
写真の小さなお堂は「納経堂」
さっきご紹介した百丈岩の絶壁の頂に建っています(^_^)
山内で最も古い建物と言われています。
そして納経堂の奥には、絶景で有名な「五大堂」
まさに絶景です*(*´∀`*)
国の重要文化財に指定されている「三重小塔」
そして「奥の院と大仏殿」。
正面右側の古いお堂が奥之院ともいわれる如法堂で、開山・慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊としています、
左側の大仏殿には、像高5メートルの金色の阿弥陀如来像を安置し、毎日、卒塔婆供養を行っているとのこと。
大人になってから登る山寺と感じた成長
今回小学生のころ以来、大人になってから初めて山寺に登りました。
石段1000段!と書いてあって正直ビビりましたし、小学生のころ登った時、
奥の院までの石段は、それはそれは長く大変だった記憶があります。
でも今回登ってみて、昔感じたような大変さを感じませんでした。
「あれ?もう奥の院に着いた?」といった感じ。
最初に石段1000段で死ぬほどハードだと覚悟していたから?
どうだろ。。
あれこれ考えてて思ったのは
「ただ登ること以外に、楽しさを見つけられるようになったから」ということでした。
小学生の頃は石段を一心不乱に登っていました。
友達といかに一番上まで早く行けるか競争していた記憶があります。
当然、登ってる最中の景色や蝉の声、岩に刻まれる歴史を見ることもあまり無かった。
今思えば、当時の僕にそれを楽しんで登れというのも
無理があったのかもしれません(笑)
でも大人になった今なら、色んなものを楽しみながら登ることができる。
石段を登ることだけでなく、音・匂い・景色、そして様々な歴史に思いを馳せ、
楽しむ事ができる。
そんな自分の成長を感じることができた、山寺登山でした(^_^)
もし山形に行くことがあれば、ぜひ山寺に行ってみてください♪
オススメは夏ですが、秋も捨てがたい(´ε`;)ウーン…
あ、冬はオススメしません(雪がすごい…)
んだらね〜♪