(AAA西島隆弘〜完璧のその先へ〜)好きなことを仕事にする中での葛藤 前編
AAA毎日聞いてるかも、のぐちょ(@yuukinogutyo)です♪
前回はAAAのライブ、中でもにっしーへの誕生日サプライズについて書きました。
このサプライズの主役でもあった「西島隆弘」について、見たことはあるけど、どんな人かはしらい方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回彼のデビューから現在までの道のり、エンターテイナーとしての価値観にスポットを当てていきたいと思います!
”好きなことを仕事にしている”からこその苦悩など、AAAやにっしーのファンでなくても、きっと何か感じられるのではと思ってます(*'-'*)
前回さらっと触れましたが、改めて彼のプロフィールを。。
西島隆弘(にしじま たかひろ)1986年9月30日生まれ。
北海道札幌市出身。身長170センチ。O型。
AAAのメンバーでメインボーカルの一人。愛称は「にっしー」
苦手なものは「きゅうり」※克服したとMCで言ってたけど怪しい…
彼を知るのに最適な動画があります。
それは2012年9月にNHKが作成した特集番組。
この動画を見たらにっしーのことをだいたい分かります!(丸投げ)
「AAA 西島隆弘 〜完璧のその先へ〜」
紅白歌合戦出場を果たしたダンス&ボーカルユニット、AAA(トリプルエー)のメインボーカル、西島隆弘。自分にも他人にも厳しく、常に完璧な歌唱・ダンスを求める彼が、現状からの脱却をはかり、アーティストとして自らの殻を破る瞬間をカメラが追う。
全国ツアーやニューアルバムの制作では、センターとしてどうリードしていくのか。楽曲のアレンジやダンス、ステージの中で、自分らしさをどう表現していくのか。プライベートに迫り、アーティストとしてのルーツも探りながら、西島隆弘の本気に鋭く切り込む。
エンタ魂より
動画はこちらからどうぞ⇒「AAA 西島隆弘 〜完璧のその先へ〜」
※PCでの閲覧推奨です(^ ^;)関連動画もたくさんあってオススメです♪
にっしーの魅力
にっしーの魅力は、透明感のある歌声と抜群の歌唱力、しなやかな身のこなしとキレのあるダンス、多彩な表現力です。
一方で、俳優としても近年高い評価を得るようになりました。
2012年では以下の3つの作品へ出演。
・舞台「下谷万年町物語」
・映画「シグナル~月曜日のルカ~」
激しいさと繊細さを併せ持つ、振り幅の大きな演技。舞台や映画の出演の依頼は引きも切れません。 順風満帆に見える西島さんの活動。
ところが、俳優としての評価が高まるにつれ、西島さんの中である葛藤が生まれていました。
「自分は音楽やりたくて東京に来て音楽やってる。。でも目で見えるものではなくて、音楽で強くなりたい。音楽としての何か武器がほしい。」
彼の中で、音楽をやるために上京したはずが、俳優というもう一つの道が現れ、評価が高まるにつれ、迷いを抱いていく。
歌手としての西島隆弘
にっしーは自分が一番しっくりくる肩書を「歌手」と言います。
西島
「しっくり来るというか”しっくり来たい”のが歌手。そこからスタートしてるから。僕は全然まだまだですよ。現状に満足?してないですよ。満足・・・満足する事あんのかな~」
俳優としての自分、歌手としての自分、にっしーはマルチな表現者だけが感じる葛藤の中にいました。
◆AAA西島隆弘として、音楽に真剣に取り組むにっしー
西島
「(朝から夕方まで食事をとる暇もなく、落ち着く間もなくリハーサルに戻って…といった寝る間ない環境について聞かれて)
好きなことを仕事にしている以上は、そういう環境もあるし、普通に働いている人たちからすれば楽しそうだなと思うかもしれないけど、多分そんなに変わんないんじゃないかな。
~中略~
そこで何が違うのかってなると、お客さんを相手にして最後には”感情”で勝負しないと伝わらないもの。。それがエンターテインメントだと思うから。
ステージ立ってお客さんに気持ちを伝えられるかどうかってところが最大のテーマ。それはこういう表現者である以上、ずっと必要であるし絶対に捨てちゃいけないものだと思うし。
それがしたくてこの世界に入ったようなものだから。。」
にっしーは自分の仕事を、普通に働いている僕らと同じだと言います。しかし少しちがうのが、僕らの仕事に比べ「感情」をより重視する仕事だということです。
理論・理屈ではなく感情が伝わるかどうかが全て。
それを常に忘れずに持っていなければエンターテインメントたり得ない。。
だからにっしーはお客さんに感情が伝わっているか重視し、ライブ後は必ずその日に撮影したライブ映像をチェックします。
西島
「別にファンじゃなく、AAAのライブを初めて観た人は純粋にどう思うんだろう?という感覚で見ている。
何公演もやってきて、ここの部分の会場の反応が甘いなと感じたらそういった部分は変えないといけないと思う。やってる人間として、客観的に見てそれを理解し解釈した上で、じゃあ何か修正点はないか・・・という視点で見てる。」
歌手と俳優の間の葛藤、そしてその決意
にっしーは元をたどると、音楽がやりたくて東京に出て音楽やってて、芝居もやるようになって…。芝居も今すごくハマってるし好き。
映画も出させてもらって、その映画で評価してもらい新人賞をもらえた。
すごく嬉しい、嬉しいけどふと思う。。「音楽やりたくて来たんだよな~」と。
芝居を見て、”俳優の西島隆弘”に興味を持ってくれた人もいる。興味をもってくれる人がいるからという理由ではないけど、それも含めて芝居もやりたい。
でも音楽で強くなりたい。目に見えるものでないけど。強くなれる”武器”がほしい。
表現者としての葛藤を抱えたままツアーを続けていた2012年。
ステージに立ったにっしーは、あふれる想いをパフォーマンスとして爆発させます。
ツアーのセットリストの曲に、彼の心情を描いたような歌詞があります。
きらめくseasonは流れて
変わってきた自分はwho I am?
もう何回も 問いかけてきたよ。
敢えてgood-bye決めたのは
地平線の向こう側
見てみたいんだ 何があるのか
とりあえずやりきってみるよ
「HORIZON」歌詞より
※最初に貼った動画(この動画)の41分43秒からを見てください♪
「やりきる」そこに西島隆弘としての理想と、表現者としての強いこだわりが見えます。決して妥協しない。
新曲のレコーディング風景からも、それが見てとれます。
それは歌手の西島隆弘として、「やりきる」と決めた彼の本気と、AAAのリードボーカルとしての責任(役割)を、ハッキリ示しています。
まとめ
前編では「西島隆弘の魅力」を歌手としての面から見てみました。
しかしNHKグッジョブですΣd(≧ω≦*)
この番組を見ていて、にっしーにとってエンターテインメントは”感情”をいかにお客さんに伝えられるかが勝負であり、そのために表現者としてステージに立っている、そう感じました。
それはつまり、お客さんに感情が伝わらなければエンターテインメントではない、ということです。
自分の感情を伝え、相手の感情を動かし、それを感じ更に次のメッセージを送る。
しかしこれはなかなか出来ることではないと思います。
なぜなら、たとえ自分がどんなに悲しい時でも苦しい時でも、お客さんに伝えるメッセージがある以上は、それを表に出すことは許されないからです。
我慢すればいいというレベルともちょっと違う。
でも、だからこそ表現者としての彼らの意気込みは必ずお客さんに伝わるのでしょう。
さて、次回は「俳優としての西島隆弘」と「歌手として俳優としての葛藤、彼の見出した答え」について書いていきます♪
お付き合いいただけたら嬉しいですヾ(=^ω^=)ノ
今回の記事に関するAAAの楽曲♪
「HORIZON」はこのアルバムに入ってます( ,,´・ω・)ノ
この「depArture」というアルバムは僕の中でトップ3に入るお気に入りアルバムです!
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