のぐちよの”気になる”ブログ

万年筆とカフェ、音楽と空、そして猫が大好き♪ ”気になる”と思ったことをつらつら書いたり考えてみたりするブログ

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ブログに書くべきか迷った。。でも書きたかった。

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台風も過ぎ、今日はすっかり秋晴れ。のぐちょ(@yuukinogutyo)です。

 

いつも楽しく書いているブログですが、今日はちょっと考えてることを書いてみます。

それは前回、台風の記事を投稿してから引っかかってた部分です。

 

nogutyo.hatenablog.com

 

前回の記事は昔から感じていた台風についての漠然とした印象を、僕なりに文章にしてみたものです。

でも、この記事を書くか、書いたとしても投稿するか迷っていました。

 

「台風」をはじめとする災害は、様々な感情を伴うもので、受け取る印象は人により異なります。

被害のなかった人からすればニュースで見た出来事ではありますが、心配し心を痛めたりします。まして被害に遭われた方であれば、まさに目の前でおこった災害として悔しい思いをされていると思います。

そんな難しいテーマを軽々しく書いていいものか。。

 

テレビを付ければ台風の悲惨さを伝えるニュースが流れ、河川・濁流・土砂崩れなど見ていて痛ましく思いました。。でもそれと同じくらいこう感じていました。

 

”空を見てほしい”

 

僕は空が好きです。見ているだけで落ち着くし、あまりにキレイで写真におさめたくなる。きっと何時間でも空を見ていられる。

気象は「良くなる悪くなる」と言われますが、その”善し悪し”を決めているのは人間です。別に空からしたら晴れが良くて雨が悪いとは言えない。

ただ、流れているだけです。

 

幼いころから僕ら兄妹は、母に「空きれいだよ~」と色んな空を見せてもらいながら育ちました。

夕陽になれば車を田んぼ道に停めて、道路から日が山に隠れるまで見ていたり、

キレイな青空や雲だと分かるとベランダに出て空を見上げたり。

だから色んな空の表情が好きで、台風の後の空はいつも澄んでいてとても綺麗でした。

「台風も一概に悪いものでもないな」とずっと感じていました。

 

被害に遭われた方からしたら「何を言ってんだ」と思われるかもしれません。実際に被害に遭うと、台風を恨みたくなるかもしれません。

でも泥水にまみれた地面を見て、いつもの風景から豹変した河川を見て涙した後は、空を見上げてほしいと思いました。

 

見上げてもあるのはただの空です。

その空から何か感じてくれたら、上を向くきっかけを感じてくれたら、、と思い前回の記事を書きました。

 

ニュースを見て悲しむのをダメだとは言いません。でも一緒に悲しんだ後は、上を見てほしい。空を見てほしい。

それによって気持ちが上を向いたり、落ち込んでいる人に「そんな考え方・捉え方がもあるのね」と思ってもらえたら。。自分が感じていることが、何かの役に立てば。。。

 

でも真面目に書きすぎると、なんか照れるというかなんともモニョモニョした感じになるので、なんかおちゃらけて終わりたくなる。

こんな難しいテーマでチャラけるんかい!と怒られるかもしれませんが、僕はそうすることで前のめりになった自分を落ち着かせるのかもしれないです。

※オチが思いつかないというのもある。

 

正直投稿してからも「これで良かったのかな~?」と思ってニュースを見ていました。

でも「書きたい!」と思うことを我慢して無難な結論に終始するのは、その人の意見が見えない。「こんなこと書いたら非難されるかもしれない」そう思って書かないのも、なんか違う。 

読む人のことを気にし過ぎて、自分のためのブログのはずが、いつしか読む人のブログになってしまう。それは本意ではないと思いました。

だから書きました。

これからも自分が感じたことを文章にしていきます。僕のブログタイトルは「のぐちょの”気になる”ブログ」です。

自分が気になったこと感じたことを素直に書くそんなブログにしたいと思ってます!

 

なお、もうお気づきの方がほとんどだと思いますが、僕はかなり直感でブログを書いています。 まとまりのない文章でごめんなさい。

でもブログを書くたびにマシになってきてます。そういうことにしてます。

 

◆追伸◆

読者登録が50名になりました!本当にありがとうございます!僕はアクセス数よりも、こっちのがずっと嬉しいです♪

いつも読んでいただき、ありがとうございます。コメントいただいた時は密かに小躍りしてます。←

皆さんのブログにもまた遊びにいきます(*´∀`)

今後ともよろしくお願いします♪

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photo credit: Andrea Marutti via photopin cc 

アラスカの”猫”市長、犬に襲われる!しかし可愛くも意外にハードボイルド?

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アラスカ州タルキートナの「猫」市長が3日までに、犬に襲われ重傷を負った。

市長の「スタッブス」は週末に犬に襲われたとみられ、肺に穴が空き、胸骨が折れ、脇腹に約12センチの深い切り傷を負ったという。

医者らによると、3日に管を外して自身で呼吸できるようになったという。

CNNニュースより

衝撃のニュースに驚きを隠せません、隠すつもりもありません、のぐちょ(@yuukinogutyo)です!

事件の状況と猫市長の安否 

見てください、上の写真の痛々しい姿、そして切なげな表情 ・゚・(ノД`)・゚・。

しかし、ニュースを見たときに衝撃だったのは、愛しのニャンコが怪我をしたことももちろんですが、一つの街の市長が「猫」だということです! 

猫のスタッブスはアメリカのアラスカ州タルキートナで、なんと約16年間市長をしている。子猫のときにスーパーの前で経営者に拾われた。

ちょうど市長選を控えていた頃で、出馬した候補者を気に入らなかった住民たちが、投票用紙にスタッブスの名前を記入し、他の候補者を打ち破った。以来、市長として親しまれている。

人口約800人の同市は歴史的地区で、市長は象徴的な存在だという。

このニャンコ市長は選挙で選ばれた、ちゃんとした「市長」です。

まぁ800人の人口なら”市”よりは”村”に近いかな。

 

猫村長」

 

(=´ω`=)それも可愛いかも♪

 

スタッブスは土曜の夜の散歩中に地元の犬に襲われたとみられ、病院に運ばれたという。

そして今回の事件、猫だから「大けがしました」で終わってるけど、もしこれが人間の市長にたとえたら「暗殺未遂」なんじゃないの??と思っちゃいました。。。

対立候補が犯人で、ニャンコ市長の政治(?)に不満を持っての犯行、みたいな。

 

そしてちょっとほっこりしたのは「散歩中」って 文言。市長としての職務の間に、散歩してるニャンコ。。

今回の襲撃を機に、散歩しなくなっちゃうんじゃないか心配(; ´・ω・`)

猫だから散歩しなくなるなんてないと思うけど、今後はSP付けてほしいな♪

 

現在は順調に回復し、動物病院も退院できることになったとのこと!

安心しました(*´∀`)

猫市長「スタッブス」、SNSやってます♪

さすが現役の猫市長。SNSやってます!

インスタ

https://www.instagram.com/stubbsmayorcat/

Twitter(X)

https://twitter.com/mayorstubbs

 

スタッブスは地元の雑貨店で訪問客を迎えているようです。彼は隣のパブにもよく出入りしており、キャットニップ水をワイングラスから飲んでいるとか。さすが村長市長 !水を飲むこと一つも気を抜きません(=^ω^=)

 

スタッブスは以前から人気者でしたが、犬に襲われた今回のニュースが広まって更にファンを増やしたようです。

彼のFacebookページには世界中からお見舞いのメッセージが寄せられており、この記事を書いている2013年9月14日時点のフォロー数は35,000にも上っています。

 

雑貨店では、壁2面がお見舞いのメッセージで覆われ、スタッブスの様子をうかがいに来る人も後を絶たないとか(^ ^)

スタッブスの回復のための寄付金も寄せられているらしく、その一部は地域の動物シェルターへ譲られる予定とのことです。

意外とハードボイルド?

スタッブスが命を失いかけたのは今回の攻撃がはじめてではないようです。

以前、彼はBB銃で撃たれたことがあり、現在も体内にBB弾が埋まっているとか

低温の揚げ物バットの中に落ちたとか、ゴミ回収車に巻き込まれかけてギリギリで飛び降りたとか。。。

ハリウッド猫に匹敵する経歴ですね(笑)

 

こんな市長だったら支持率100%ですよね~ (=´ω`=)

以上、のぐちょ(@yuukinogutyo)でした♪

 

 

 

 

日本刀の美しさと剣を振るときに考えていること

前回の妹の記事に、たくさんのリアクションをいただき、ありがとうございます!嬉しかったです♪

なにやらその記事が「週刊はてなブログ」さんの振り返りに選んでいただいたようで(=´ω`=)

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嬉しくてスクショ撮っておきました(笑)←

小躍りしてて更新が遅れました、のぐちょ(@yuukinogutyo)です!

 

前回、妹が日本刀関連の職人であることを書きました。

 

nogutyo.hatenablog.com

 

妹が職人になるきっかけが「僕が居合刀を持っていたから」と書きました。

語弊があるといけないので補足します。念のため(^ ^;)

僕が持っていたのは居合刀でも”刃”が付いていないものです。当時は中学生だったので当然です。

真剣を持つには銃刀法関連の許可がなければダメですし、あくまで僕は趣味的に持っていただけなので。そっち(ヤ○ザ)の人間ではないので念のため…(・ω・`;)

って余計な心配か(笑)

まぁ世の中には「刀=真剣(切れる日本刀)」というイメージだけでなく「刀持ってる=危ない人(ヤ○ザ)」って思い込んでる方もいるのでね~。

 

そもそも日本刀ってどうやって作られてるの?

日本刀は凄く切れる!ってのは皆さんご存じかと思いますが、どうやって作られているのでしょうか?

詳しい作り方は以下の動画が分かりやすいです。 

文部科学省が作成している「日本刀の職人たちシリーズ」

www.youtube.com

  

行程ごとに動画がありますので、興味が湧いたかたは関連動画も見てみてくださいね(*´∀`*)

日本刀として出来上がるまでに、たくさんの職人さんが関わっています。

刀鍛冶・・・刀の形をつくる

研ぎ師・・・刀身を磨いて刃をつける

白銀師・・・ハバキ(刀が抜けないように刀身につける金属)をつける

鞘師・・・刀身に合った鞘をつくる

塗り師・・・鞘に色を塗る(漆など)

柄巻師・・・柄(刀を持つ部分)

などなど。職人さんごとにこだわりがあって見ていて面白いです。

欧米の剣と何が違うの?

一つは「切る」という行為の性質、二つ目は美術品になるほどの「美しさ」です。

ざっくり言うと欧米の剣は「叩き切る」のを前提として作られており、日本刀は「押す・引く」ことで切れ味を出します。

詳細は専門家の方に任せるとして、日本刀は堅い鋼と柔らかい鋼の両方を兼ね備えているので、細いのに”しなる”ため折れにくいのです。欧米の剣のように真っすぐでなく曲線なのは、「押す・引く」ことで切れ味が出しやすい角度だからとも言われています。

美しさは説明できないので写真で。考えるんじゃない、感じr(略

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刃のついてない居合刀とお土産屋の模造刀の違いは?

たいていの刃のついていない居合刀は、上記の切れる日本刀と同じ行程で作られています。柄も鮫皮を巻いてその上に絹や木綿の柄糸を巻いているので、刀を振ったときに滑りません。

お土産屋の模造刀は量産品で、鉄やステンレスを加工して作っただけのものです。

柄は樹脂製で柄糸がすべるため、まともに刀を振れません。

お土産屋さんで外人さんが喜々として模造刀を買っているのを見ると「惜しいなぁ」と思ってしまいます(; ^ω^)

刀は相手を斬るために振る、剣術っぽく見せるために振るのではない

妹と僕が持っているのは当然「居合刀」のほうです。

そして妹は居合道の有段者です。剣道じゃないですよ〜

居合道とは?

居合とは剣道の立合に対して居合という意味で、先(せん)、または後(ご)の先(せん)で鞘放れの一瞬に勝を制する必要上、創案された真剣の刀法です。坐居のとき、歩行するとき、その他いかなる時、ところに於いても正しい刀法と身体の運用を行えるよう錬磨し、己の心を治める武道です。 

居合道では、刀を鞘に納めた状態から、仮想の敵に対して刀を抜き(抜刀)、敵を倒して刀を鞘に納める(納刀)までの業前(形)を中心に修練します。
 抜刀と敵に対する攻撃(あるいは防御)が一体となっているところが、立合と大きく異なる点です。

るろうに剣心」の緋村抜刀斎をイメージすると分かりやすいです!

刀を納めた状態から、鞘走りにより加速させた刀を一気に抜き、相手を斬り捨てる神速の抜刀術。そんなイメージで(´・ω・`)※イメージが大事です

剣道と違うのは相手と対面して対戦するわけではないこと、竹刀を使わないこと。

仮想の敵を想定して、刀を納めた状態から敵を倒して鞘に納めるまでの流れを修練するものです。目的なども含めたら色々ありますが割愛。 

 

よく妹と話をしていたのは「剣を振る目的」でした。

居合道も流派や道場、都道府県など地域によって特徴が様々です。

そこで妹が言っていたのは「形だけキレイな演武の人がいる」「形のキレイさをことさらに指導してくる先生もいる」ということ。

妹は初めて指導いただいた居合の先生に「いかに相手を殺すかを考えて振りなさい」とアドバイスを受け、それを納得して日々修練していたようです。

だから居合っぽく見せる居合に違和感を覚え、それを指導してくる先生とは反りが合わなかったとか。

このご時世「いかに殺すか」なんて物騒な話だし、居合いをしてる人が皆そう考えているわけではありません。しかし相手が目の前にいない分、形式的になりやすく本来の目的が忘れられやすいのかもしれない。。

対戦ではなく演武だからこそ、ただ刀を振る人と、明確な敵をイメージしてそれをいかに斬るか考えて刀を振る人とでは、意識が全く異なるでしょう。 

だから妹はキレイに美しく、女性らしくしなやかにを否定はしないが良しとしない。

「そんな太刀筋じゃ相手を斬れない」「その太刀筋だと(相手の体の)途中で止まる」「あれは剣術を剣術っぽくしようとしてる」そう言うのだ。

だから妹の演武はキレイさはないものの実践的な太刀筋かつ速い。。離れていても刀を振る音が聞こえてくる。いい音と悪い音があるらしいが、僕には分からない。

剣速がはやくて振ってるとき刀身が見えるとか見えないとか (これは母談)

妹曰く「力はいらない、むしろ邪魔。力を入れるのは一瞬、刀をコントロールしようとせず、刀の流れに逆らわない」

バガボンド宮本武蔵も言ってたような気がしてきた。。

 

この感覚はもしかしたら、その居合道4段以上の段位になったから気づける領域なのかもしれない。あいにく僕は居合をやってないが、なんかやってみたくなってきた(←影響されやすい兄)

刀を振っている時の妹は力みを感じずしなやかだが、振り下ろす一瞬の殺気はブルっとする。もし実際に対峙したら動けなくなるかもな〜なんて

 

愛知では柳生新陰流がオススメと言われたが果たしてデビューするかどうか(・ω・ ;)

今はブログが楽しくて仕方ないからな〜♪