のぐちよの”気になる”ブログ

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その「はい」って返事大丈夫?意識しないと思考停止する返事

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 photo credit: lovingyourwork.com via photopin cc

 

返事は大きな声で!はい!

の・ぐ・ちょ(@yuukinogutyo)です!(=`・ω・´=)

※のぐちょは体育会系のノリが苦手です…

 

普段の生活で「はい」って言葉ばどれだげ使ってっべが?

あまりに無意識で使ってで覚えでねぇがもしんねぇげんと、この「はい」って言葉、

意識して使わねど思考停止する返事んねべが?

仕事してで思ったごどあっけがら書いでみっかなど思います。

普段の生活で「はい」って言葉をどれだけ使っているでしょうか?

あまりに無意識で使っていて覚えていないかもしれませんが、この「はい」って言葉、意識して使わないと思考停止する返事じゃないか?

仕事をしていて思うところがあったので書いてみようかと思います。

今日はちょっと吐き出したい事があるので書いてみます。

その「はい」って返事「分かってますアピール」だけになってない?

ある日職場での会話。

直属の部下ではないが、部署内で後輩が上司に指示を仰いでいた。

彼は上司の回答に対して「はい」「はい」と何度も返事をしていた。

それはハキハキしていて、まるで新入社員だ。※それ自体は否定しない

彼はもうすぐ30歳。

※彼は超がつくほど真面目な人間で、決して「仕事めんどくせぇ」というタイプじゃない

 

部下「例の件、どうしたらよろしいでしょうか?」

上司「それは○○で、△△だよね?」

部下「はい!」

上司「じゃあ、ここを確認した方がいい」

部下「はい!」

上司「それからこの件は確認した?してないなら確認しておいて」

部下「はい!確認しておきます」

上司「あ、あとこれって□□じゃない?合わせて確認しておいて」

部下「はい!かしこまりました」

上司「まとめると、何を確認しなきゃいけない?」

部下「…えっと…あの…(脂汗)」

 

のぐちょ「??(ΟД○*)」

 

上の会話は内容は端折っているが、だいたいこんな感じ。

上司は具体的な確認事項を指示していた。部下からすれば、それは「やるべき行動」を教えてもらったに等しい。

しかし彼は具体的に何をするか聞かれた時に沈黙してしまった・・・

 

「はい」って何の「はい」なの??

 

何か考えさせるような内容でもなく、単に指示された確認事項を復唱すれば済むことだ。

しかし指示内容を繰り返させようとすると「…そ、そうですね…えっと…」となる。

これって、指示を聞いてたとしても内容を自分で考えてないよね??

これで確認するとか大丈夫??

 

彼にとって「はい」は「話を聞いてますよ~」という”話聞いてますよアピール””分かってますよアピール”に意識が向いて止まってしまって、肝心の内容を理解していないのではないか。。

普段の生活ではそれでも問題ないけど、こと仕事においてはちょっと違ってくるんじゃないかと。。

原因は「分かってない」と思われたくないから?

日本の某企業が社会人(この表現も好きじゃないが…)を対象に「上司に言われたくない言葉」について2012年に調査したところ、

1位にランクインしたのが「言ってる意味分かる?」だったそうだ。

 

別に「はい」と言わなきゃいけないルールはないし、分からなければ「はい」とは言わず「~ということでしょうか?」とか「○○について確認ですが…」と言えばいい。

 分からないことは分からないと言うべきだと僕は思う。

※そう言えない環境にいる方はここでは一旦置いていってしまうが…

 

しかしそういった感覚は全ての人に当てはまるわけではない。

日本語には、互いに察し合うことによってコミュニケーションが成り立つ、という性質がある。

このような文化に生きている日本人にとっては「言ってる意味わかる?」は、カチンと来ることもあるのだろう。

「あなた分かってないですよね」と言われているようにも取れるからだ。

まして部下は上司の評価を受けるものなので、

「こいつ分かってねぇ」と思われるのは出来れば避けたいところだ。

そういった背景もあって、部下の彼は「分かっている」というアピールの意味で「はい!」を連呼した。

しかし本当に理解していたわけじゃないので、指示事項を答えられなかったんだと思う。

「分からない」ってそんなにダメなこと?

僕は「分からない」と認めることをダメだと思わない。

もちろん「分かってるつもり」も否定しない。

むしろ完璧主義で分かるまで動かない人よりずっといい( ,,´・ω・)ノ

そもそも完璧に分かるなんて本人が決めるものではなく、相手が求める水準を満たしているかどうかで判断されるし。。

 

ちょっと脱線しますが、

そもそも、専門家から見たら中途半端に詳しい人は「分かってない人」「分かってるつもりでいる人」だ。

だからと言って、専門家が発展途上中の「分かってるつもりの人」を糾弾するのは

これから学ぼうとする素人(一般人)との架け橋を奪うことになる。

雪見さんのこの記事がとても解りやすい♪

専門家の話が分からない、一般人の気持ちが分からない - 雪見、月見、花見。

「分かってるつもり」は、本当に分かってる人から指摘を受けることで改善できるし、自分で気づいて修正することもできる。

大事なのは「分からない」と認めてからどう行動するか?ですよね。

 

上司は部下がどこが分かっているのか、理解度を把握したいと考えてる。

その理解度により、部下に振る仕事や指示の仕方が変わってくるから。

だから部下も、自分の理解度を示すためにも、分からんことは「分からん」と認めた方がいいのだ。

分かってると思われて、蓋を開けたら分かってなくて失敗しました…の方が、よっぽど損だと思うんですよね。。

まとめ 

どんな仕事でも知識でも、知らないと認識すらしていないことが必ずあると思う。

普段の生活では「知らない・分からない」と言えることも、こと仕事になると「分からない」と言えなくなる場面が多い。

見栄だったりプライドだったりが邪魔して…。

それに”仕事の評価”とかが絡んでくると、とたんに思考停止する。

本当は分かってないのに、ある程度のところで「あ、分かった!」と判断して思考をストップさせる。

無意識に。

でも実際のところ、「知ってますが何か?」って高飛車な態度でなければ、より知ってる人が教えてくれることも多い。

教えてもらえないまでも、将来さらに自分のレベルが上がった時に、昔の自分の理解度を見て「まだまだだったな~」と理解できる。

 

僕もこんな偉そうなこと言ってるけど、将来これ見たら赤面ものだろな~。

ということで今日は何だか吐き出したくなって、下書き無しで思いつくまま書いてみました(´Д`;)

この辺の話題って意見が分かれそうだけどね。。

 

んだらね~♪

 

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