のぐちよの”気になる”ブログ

万年筆とカフェ、音楽と空、そして猫が大好き♪ ”気になる”と思ったことをつらつら書いたり考えてみたりするブログ

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「動物のお医者さん」僕が獣医になろうと思ったきっかけの漫画

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 photo credit: Yu's story...... via photopin cc

 

動物のお医者さんになりたかった、のぐちょ(@yuukinogutyo)です。

 

この漫画をご存知ですか?

動物のお医者さん

佐々木倫子による日本の少女漫画。1987年(昭和62年)から1993年(平成5年)にかけて白泉社花とゆめ』に連載。全119話。

単行本は、花とゆめCOMICSで全12巻、白泉社文庫版では全8巻、愛蔵版が2013年11月時点で既刊4巻。2,000万部以上の売り上げを記録した。2003年にはテレビドラマ化された。

札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の日常をコメディタッチで描いている。

 Wikipediaより

 

これは僕が「獣医になりたい!」と夢を描いたきっかけになった漫画。 

初めて読んだのは小学校の低学年の時。

母が好きで読んでいて

「この動物たちと出てくる人たちのキャラクターがおもしろいの!」

と言われ、1巻だけ読んだら兄妹そろってハマった。

 

それからはあっという間に単行本を読み終わり、単純だった僕は思った。

北海道大学に行って、将来は獣医になりたい!」

まぁ理由はそれだけじゃないけどね、、

飼ってるニャンコが原因不明の病気で倒れて、病院いったら手遅れだったとかあって、自分で気づいて治せるようになったらいいんじゃね?と思ったのだ ( ´ ・ω・) 

純粋そのものだ。

当時飼っていた猫「イクラ」も、三毛猫で漫画内の「ミケ」にとても似ていたしね~。

 

この漫画が良かったのは

主人公の獣医が動物たちを助けて行くストーリーではないというところだ。

よくあるパターンが、超天才的な主人公(獣医)がさまざまな障害を乗り越えて動物たちを救っていく、ジャンプにありがちなヒーローもんだが、

この漫画はそんな次元にはいない。

ドタバタな獣医学生の日常

獣医学部の日常をそのまま描いていったような内容なのだ。

トラブルやごたごたはあるだろうけど、極めて日常的。

でも登場人物に癖がありすぎるから、物語としては面白くなってるんだと思う。

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その際たるはこの漆原教授

キワモノでマイペース、かつ適当。高田順次みたいな感じ。

子供ながら当時の僕は「獣医学部にはこんな変態教授がいるものなんだ」と思っていた。

主人公のハムテルこと西根公輝は至って普通の学生だが、どっかマイペースというか落ち着いてる。

現役の北大生はどんな感じなんだ??教えてくれ。

ねずみが苦手で失神してしまう獣医学生とか、血液検査が大好きな低血圧天然女子大生とか…

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まぁとりあえず読んでくれ。。

一話完結のストーリだが、どれも本当にあり得そうなことだったりしたので、それが良かったんやろな~(遠い目)

動物たちのセリフが可愛い

通常の動物ものの漫画は、動物たちがしゃべることはない。

せいぜい表情を変える程度。

でも「動物のお医者さん」は、動物のセリフとしてふきだし無しの文章が明朝体でレタリングされている

これが可愛い♪

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実際に動物たちが話してる訳じゃないので、飼い主のハムテルは「言っているようだぞ」と話している。

でも猫や犬を飼ってる方なら何となく分かると思うのだが、

「いまこの子、きっとこんなこと言ってるんだろうな~(*´∀`)」

とか思ったりすることないですか?

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こんなシーンとか・・・

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 こういった演出が子供にも大人にも楽しめる感じになってる!

オレはやるぜ オレはやるぜ

中でもその演出が最も活きてるのは犬ぞりの場面。

f:id:nogutyo:20131119235320j:plain走行前。

「オレはやるぜ」が口癖のシーザー。かわええのう (=´ω`=)

これが「ワンワン」とかだけだったら全く面白くないのは言うまでもない。

f:id:nogutyo:20131119235408j:plain走行中。

走ってる最中も落ち着かないシーザーww

コレ見てから実際の犬ぞりの映像とか見ると、走ってるハスキー犬達がみんなこんなセリフ言ってるように見える不思議(笑)

  

f:id:nogutyo:20131119235948j:plain走行後。

絶対こんな感じの子いるよねヾ(●´ω `●)ノ

 

まとめ

動物のお医者さん」を久しぶりに全巻読んだけどやっぱり面白い!

まだケータイが無い時代の漫画だからこそ起こるトラブルとかもあって面白いし、ペットの飼い主のやりとりを相互のセリフを見つつ楽しめる。

しかも作者は、けっこう現場取材を大事にしてる人のようで、各単行本の後ろには取材記のようなものがあって、個人的にはそっちも好き。

 

興味が湧いた方は読んでみてねヾ(●´ω `●)ノ

んだらね~♪

 

おまけ 

と、ここまでさも「獣医になった」前提のような口ぶりで語ってきましたが、

獣医にはなれませんでしたチ―( ∀ )―ン

そんなん僕の脳みそが足りなくて獣医学部には入れたけど獣医学科には入れなかったってパターンよ~

(※うちの大学は獣医学部の中に3つの学科があって、獣医になれるのは獣医学科のみ)

 

あれだな、予備校時代に勉強じゃなくて女の子にうつつをぬかしてたからだな(´-ω-)

 

しかも獣医学科に入れなかったことで、

これがきっかけで音楽と酒におぼれる大学生活になろうとは…(大袈裟)

 

この記事に関連する書籍

 

 なんか「愛蔵版」ってのが2013年10月から毎月2巻ずつ発売になっているようですヽ(*´∀`)ノ

愛蔵版の5巻・6巻は12月5日発売予定みたいです♪