のぐちよの”気になる”ブログ

万年筆とカフェ、音楽と空、そして猫が大好き♪ ”気になる”と思ったことをつらつら書いたり考えてみたりするブログ

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戦国武将が”おもてなし”。名古屋おもてなし武将隊

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 お・も・て・な・し、のぐちょ(@yuukinogutyo)です。

 

滝川クリステルのオリンピック誘致スピーチで今話題の「おもてなし」

流行語になりそうな勢いですね。

僕はあの言い方はあまり好きじゃn(ゴニョゴニョ

 

そんな2013年の流行語候補の「おもてなし」を2009年からひっさげて活動してる人たちがいます。 

それが名古屋おもてなし武将隊です。

busho-tai.jp

 

2009年11月「名古屋開府400年」のPR大使として、6人の武将と4人の陣笠で結成。
日本人ならではの“おもてなしの心”とSAMURAIカルチャーを世界に発信するために、名古屋城を拠点にさまざまな活動を行っている。
メンバーは織田信長豊臣秀吉徳川家康前田利家加藤清正前田慶次という日本を代表する有名武将6名。さらに陣笠(足軽)4名が脇を固める。
全国の武将隊の先駆けとして、3年連続「全国武将隊天下一決定戦」で優勝。“天下一”の称号を持つ。
甲冑ダンス、寸劇、口上、和太鼓演奏などの「おもてなし演武」で、見るものすべてを戦国時代へと誘う。

おもてなし武将隊HP

武将隊とは | 名古屋おもてなし武将隊

より抜粋

武将なのに踊っちゃう、写真映っちゃう

武将と言えば甲冑を身にまとい、馬上で活躍するイメージがありますが、おもてなし武将隊は一味ちがいます。

殺陣のみならず踊っちゃいます!だんすぃんぐ うぃず あす(Dancing with us)とか言うとか言わないとか(未確認)

そして写真も映っちゃいます!「写真撮られたら魂が抜かれる」とかそんな江戸なこと言いません(そもそも武将は戦国時代ですが)

※ちゃんと許可は必要。無断で写メとかダメ×

 

・・・(´・ω・)

まぁ当たり前ですね(笑)

彼らはPRするために名古屋城内を中心に活動しているのですから。

毎日交代で名古屋城で観光案内などを行ったり、週末には演舞(殺陣)や寸劇、武将クイズ、甲冑ダンスなど様々なパフォーマンスをしているようです。

スケジュールはこんな感じ↓

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先日名古屋城に行った時も、歴女の方などはじめとした女性の追っかけファンも多く見かけました。

もはやアイドルグループ!

結成のきっかけは雇用対策

名古屋おもてなし武将隊は初代と2代目があります。現在2代目が活動中。

◆初代(2009年~2012年)

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 ◆2代目(2012年~)

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彼らは名古屋市ふるさと雇用対策事業の一環として2009年に結成された観光PR部隊です。

緊急雇用対策ということで、メンバーはハローワークで募集、そこからオーディションに合格した10名で結成されました。決して役者の卵とかアイドルグループを作ろうとして応募したのではなく、無職の方を対象にしていたようです。

当初はご当地名物キャラのように実験的に名古屋城内の案内やパフォーマンス目的で結成されましたが、歴女が一般化してきた社会背景も後押しして大人気に!

名古屋のTVやイベントで、かなり見かけるようになりました  (* ・ω・)ノ゙

なんかアイドルっぽくなってきたぞ 

あまりの人気に、写真集・DVD・CDなどなど発売しちゃうくらい!

どえりゃあ名古屋の経済に貢献しとるがや(こんなに訛ってる名古屋人いるんかいな)

 

◆活動履歴

普段の名古屋城の案内やイベントの様子がまとまってます。

なりきってます。慣れるまでは見てるこっちが恥ずかしくなるくらい、なりきってます。 

busho-tai.jp

 

◆ブログ

ここでもなりきってます。その割に「ひぃ~とてっく」とか言ってます。

busho-tai-blog.jp

 
◆ファンクラブ 

なんかファンクラブとかあるんですけどΣ(゚Д゚;)

その名も”家臣団「集」

busho-tai.jp


「方々、参加めされよ!」

 

オンラインショップ まで。。もはや何が何だか

どえりゃあ名古屋の経済に貢献しとr(略

おもてなし武将隊は全国で発足

名古屋おもてなし武将隊の成功により、全国各地で同部隊を参考にしたPR部隊が展開されて行きました。有名どころを2つ紹介。

◆伊達武将隊

 

datebusyou.jp

◆上杉おもてなし武将隊 

 上杉おもてなし武将隊の紹介 | 越後上越 上杉おもてなし武将隊

まとめ

とまぁ名古屋城の記事を書いたら、なんとなく紹介したくなって書いた今回の記事ですが、ご当地ヒーローとはまた違った雰囲気で嫌いじゃないです。

僕個人としては初代が好きです。全くの「0」から今の人気まで盛り上げるには相当な苦労と努力が必要なのは、想像に難くありません。

武将隊はこれまで城内だけで観光客をもてなすものがほとんどで、城の外にでてアピールするなんてなかなかありませんでした。

城を見に来る人は、ある程度その城や歴史に興味がある方が多いです。

だから受け入れ態勢のようなものが来場客にもありました。

 

しかし今回の武将隊は名古屋の観光PRですので、歴史や城に興味があるかどうかに関わらずメディアに出てPRする必要があります。

有名な戦国武将になりきってPRするため、その戦国武将のファンの人からの批判や中傷も当初あったと何かで読んだ記憶があります。

そういった周囲からの批判を乗り越えて「0」から何かを作る彼らには心底尊敬します。

 

以前スタバで織田信長前田慶次足軽が僕の隣の席に座って「これからの武将隊」について語ってたことがありました。まさか隣の席に座ったのが彼らだとは思わなかったので、ダンボばりに聞き耳を立てて(= ̄ω ̄=)ゞ

信長は仕事にポリシーを持っていて情熱的に話すのが印象的でした。ブーツにハーフパンツ、シルバーアクセにサングラスと「渋谷にいそうなお兄さん」だったけど。

足軽も「笑いが取れない」と前田慶次に相談したり(笑)

悩みもそれぞれですね(*´∀`)

 

でわでわ~♪