のぐちよの”気になる”ブログ

万年筆とカフェ、音楽と空、そして猫が大好き♪ ”気になる”と思ったことをつらつら書いたり考えてみたりするブログ

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冬になると思い出す映画と音楽、高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」

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Photo by Jomama1152 License by creative commons

 

もう12月ですね♪のぐちょ(@yuukinogutyo)です(^_^)

 

1年とは早いものです。

この前暑い夏だったかと思えば、あっという間に寒くて暖房をつける。。

東北の山沿いや北海道は雪でしょうね〜(*´∀`*)

 

さて今回は「好きなサウンドトラック」について書いてみようと思います。

それがコレ↓

 

 

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高倉健主演の映画鉄道員(ぽっぽや)です。

鉄道員(ぽっぽや)』は浅田次郎の短編小説を原作としていて、

降旗康男監督、高倉健主演で映画化。

主題歌は本作のために作られた『鉄道員(TETSUDOIN)』。

作詞は奥田民生、作曲は坂本龍一で、娘の坂本美雨が歌うということで、当時話題になりました。

 

雪と冬の寒さの厳しい、そして寂しい終着駅。

駅長は定年を迎え、職務に忠実なあまり家族を顧みなかったと嘆きます。

そんな男に優しい奇跡が訪れる。

妻と娘を失い、退職を控えた駅長の孤独と奇跡。

 

仕事に一切の妥協なく、その反面愛情の表現には不器用な、

そんな駅長役は高倉健そのものです(^_^)

 

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鉄道員」は僕が中学の頃に上映してた映画で、幼いながら感動したのを覚えています。

回想シーンと現在のシーンを織り交ぜながら、寡黙な高倉健の心情を表現するかのような…

赤ん坊が生まれた日の駅の中のざわめきと、静まり返った現在の駅。

赤ん坊が亡くなった日、妻が亡くなった日

台詞やナレーションではなく、懐かしい回想シーンと高倉健の表情でその内面を表現しているように感じました。

 

当時、別に高倉健のファンでも広末涼子のファンでもなく、かといって鉄道が好きな訳でもなく…

なぜこの映画を見に行ったのかは不明でしたが、

坂本龍一が作曲だったんです。

※当時はよく彼の曲をピアノで弾いていたので

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 それと坂本龍一の娘の「坂本美雨」が主題歌を歌っていました。

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なぜこのサウンドトラックが好きなのか?

映画を見に行くきっかけは、坂本龍一が関わってるからかも…という部分は上でも書いた通りですが、

だからと言って好きになるのとは別問題。

 

ちょっと考えたときに思い浮かんだのは2つ

1、映画の情景と普段の自分が過ごしてる風景が一部重なる部分があったから

2、そもそも映画自体に期待してなかったが、実際に見たらすごく良かったから

 

僕の中で、12月は雪のイメージがあるんですが、

山形で印象的なのは雪の中を電車が進んでいく姿なんですよね(^_^)

 

高校時代の登下校で電車を利用してましたが、田んぼの真ん中を通る線路を、

雪を撒き散らしながら走る電車。

ぽっぽやの舞台は北海道のすごく田舎の終着駅で、僕の住んでいたところとはまた違いますが、たぶん僕は雪の風景が好きだったんだと思います。

 

もう一つは、そもそも映画に期待をあまりしてなかったんですが、見たら引き込まれてしまったというのもあります。

高倉健は寡黙なイメージで演技もどうか…という印象で見に行ったんですが、

「しゃべらず表情で語るとかマジか、すげー」と思った記憶があります。。

 

あとは僕は個人的に回想シーンが現在と絡むもの、時間をテーマにした映画が好きなので、そういった影響もあってすごく引き込まれたのかも…

※好きな映画の傾向についてはまた別の機会に書きます(*'-'*)

 

鉄道員(ぽっぽや)の映画やサウンドトラックを聴くと、当時のこととセットで思い浮かんできます。

 

サウンドトラックは映画を見たからこそより活きてくるもの

何を当たり前のことを…と思うかと思いますが、

実際のところ「サウンドトラックを聴いたからこの映画が見たくなった!」ってパターンは僕は全くなかったりするんですよね(^_^;A

 

ぽっぽやも「坂本龍一が主題歌作った」くらいのイメージだったので、

曲自体はあまり聴いてなかったように思います。

第一、それならCD聴けばいいだけで、当時の僕の中で何か映画として見に行きたい願望があったのかも…(今となっては不明)

 

これまで色んな映画を見て「この音楽いいわ〜」と思うものも沢山ありました。

でも「あのサウンドトラック最高だったわ〜。よし映画を見に行こう」という風になるのは、全くないにしろ稀なんです、僕の場合。

 

映画音楽は当然ながら、映画をより良くするためのものです。

その情景やストーリーなど、様々な情報を音楽としてリンクさせていく。

だから、その映画をより情熱的なものに、悲しいものに、楽しいものにするのが映画音楽で、それをまとめたもんがサウンドトラックなんですよね(●´∀`●)

 

だからただサウンドトラック聴くより、映画を見てから聴く、そしてまた映画を見る、

サウンドトラック聴くの中で、サウンドトラックの中の音楽ひとつひとつが作品として楽しめるように思いました♪

 

時が経つのは早いもので…

高倉健さんが亡くなって、もう1年以上経つんですね。。

つい最近亡くなったように思えたのに…1年とは本当に早いものです。

 

もうあと1ヶ月で2015年も終わりですね。

なんとも寂しいような、2016年が楽しみでワクワクするような、そんな複雑な時期です。

寒暖の差が大きくなってきてるので、体調を崩さないようにしたいですね♪

んだらね〜♪

 

 

 

お題「好きなサウンドトラック」