のぐちよの”気になる”ブログ

万年筆とカフェ、音楽と空、そして猫が大好き♪ ”気になる”と思ったことをつらつら書いたり考えてみたりするブログ

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ほとんど小説を読まなかったのに、なぜ急に小説を読みたくなったのか

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ついに小説デビュー?のぐちょ(@yuukinogutyo)です。

 

ちょっと更新があいてしまいました。

昨日は地下鉄の名古屋駅が浸水して大変でした。そんな状況も楽しかったけど…(・∀・) 

 

それは置いておいて、

前回は本屋に行ったときに感じた不思議な感覚を書きました。 

 

nogutyo.hatenablog.com

あの違和感はなんだったのか…。

なぜ今更小説に手を伸ばすような行動に出たのか…。その辺をぼーっと考えてみました。

 

僕の読書遍歴

そもそも本は読んでいた。

実家にはたくさんの推理小説があって、気になればすぐ手にとって読む事が出来た。

母が活字大好きで、推理小説を読んでいたから。。

 

でも積極的に本を読んだことはない。

小学校の頃は国語の宿題としての音読、あとは夏休みの読書感想文を書くために仕方なく読む程度。

読書感想文は”ある事情”があって大量に書かされたが、本を読む事自体はそんなに楽しくなかったな。

中学は勉強ばっかやってたから、教科書やテキスト以外は読んだ記憶がない。

高校もそうだが、バンドをやってたので楽譜を読む(見る?)ようになった。

大学ではバンド系の部活に入ってたので楽譜ばっかり。テスト前にちょろっと教科書を読む程度。

 

こうやって書いてみると、僕は読書をあまりしてこなかったし

もしかしたら読書自体、そんなに好きじゃなかったのかもしれない。

 

そんな僕が社会人になってから本を積極的に読むようになった。

「スキルを身につけるため」「仕事上で必要なため」

 

好きだから読んでいたのではなく、必要だから読んでいたのだ。

自然と小説からは離れて行き、小手先のテクニックが載っている本、自己啓発本などが本棚に増えていった・・・。

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僕の中の「小説」

小説は次第に「読んでも利益にならないもの」「娯楽」「暇つぶし」

そんな印象になり、興味がなくはないが必要性を感じないものになった。

 

推理小説を昔読んでいたとき、興味があったのは

「どうアリバイ工作をしたのか」「どんな殺し方をしたのか」などで、

”知っておくと役立つかも”とかどこかで思いながら読んでいた。

 

知識になる文章は好き。

高校時代、受験勉強で一番好きだったのは現代文だった。

出題は古文や漢文以外に小説っぽいのと論文?みたいなのがあって、僕はその論文のような文章が好きだった。

試験が終わって問題を持ち帰ると、暇なときによく読んだ。

読めば得られる知識がたくさんあったからだ。

「こんな考え方があるのか」「こんなものがあるのか」という知識欲だけ。

だから小説の文章は”テストだから”読んで答えるだけで、登場人物の心情変化には大して興味はなかった。

”小説からは得るものは無い”それくらいに思っていた。

 

だからこそ今回、

本屋で小説ばかりが欲しくなり、ビジネス書を見ると気分が悪くなった自分に驚いた。

「自分」という体を使って「違う誰か」が本を選んでいるような感覚に陥った。

 

なぜ小説が読みたくなったのか?

「自分以外の誰か」が僕の体を乗っ取って本を選ぶなんてこと、現実的にあり得ない。

自身の意志だとしたら、なぜ小説を読みたくなったのか?

 

 ぼーっと考えててふと思いついたのは

「ビジネス書だけでは自分の欲しいものは得られない」

「ビジネス書に疲れた」

という事だった。

 

社会人になった当初、僕が欲しいと思っていたもの

それは”知識、ビジネス的な考え方、すぐに役立てられるスキル”など。

それらを身につければ充実した人生を生きていけると思っていた。

 

でも社会人になってビジネス書を読み始め数年、部下ができスキルを身につけ、

仕事もある程度自分でコントロールできるようになって、どこか違和感を感じ始めた。

 

何かがおかしい。

飲んでも飲んでも満たされない喉の乾きのような、

何かに追い立てられているような焦りとか疲れ。。

 

本当に自分が欲しかったのはもっと違った何かなのかも

自分の欲しいものが変わってきたのかも

 

そう感じるようになった。

なにが欲しいのかはまだ分からない。

でも、小説が目にとまり無意識に手を伸ばしたのを考えると

何か意味があるんだと感じる。

 

これまであまり触れてこなかった”小説”の世界に興味がわいたのは

「何かを得なきゃ」という切迫感をあまり感じなかったのと、

「いろんな世界感に触れたい」という願望が相まってのことかもしれない。。

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まとめ

ということで今回は、これまでほとんど小説を読まなかった僕が

なぜ急に小説を読みたくなったのか考えてみました。

ざっと思いついたのは以下の3つ

・ビジネス書だけでは自分の欲しいものが得られない

・ビジネス書に疲れた

・これまで意識してこなかった別のなにかを求めているのかも 

ビジネス書は決してダメというわけじゃないです。

テクニック系はあまり読まなくなりましたが、必要な知識が体系的にまとめられているものも多いですし、自分の知識を増やしたり仕事のスキルアップにとても役立ちます。

 ”自分に必要なこと”をトレーニングするには欠かせないものもあります。

 

しかし”自分にとって何が必要なのか”がフワフワと曖昧な状態でビジネス書を読むと

漠然と役立ちそうだからという理由だけで読んでしまい、結局何か得られたような自己満足で終わるパターンも少なくありません。

そうなると満たされない喉の乾きのようになり、振り回されて疲れてしまいます。

目的意識が薄くビジネス書を読むのは辞めた方がよさそうです。

 

これまであまり触れてこなかった”小説”の世界に興味がわいたのは

「何かを得なきゃ」という切迫感をあまり感じなかったのと、

「いろんな世界感に触れたい」という願望が相まってのことかもしれません。

 

はてブログは読書家な方が多いですし、いろんな小説を読まれている方が多い印象です。

小説が大好きな友人に、はてなブログの僕が読者登録している方をいろいろ読んでもらったら「この人の文章って○○(作家の名前)の文章っぽい!」「あ、やっぱりこの作家の小説紹介したり記事にしたりしてるし」と言ってました(^_^)

 

なんかそういうの「いいな〜」と。

文章は自分の経験や読んでる本に影響されて変わっていくと思いますが

それがちょっと羨ましかったのかもしれません(笑)

 

今回実は3冊小説を買いました♪

何を選んだかとかまた紹介できればと思います(o^ω^o)

 

皆さんはどんなきっかけで小説を読み始めたんですか?

なぜその小説を選んだんですか?

 

小説ビギナーとして、

今それがとっても気になりますヽ(*・ω・)ノ

 

んだらね〜♪