のぐちよの”気になる”ブログ

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猫と哺乳瓶と思い出 前編

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 photo credit: Etolane via photopin cc

 

猫を愛してやまない、のぐちょ(@yuukinogutyo)です。

 

しばらく手帳やアプリ、ブログについて書いてきたので、

気分を変えて、今回は実家で昔飼っていた猫の話をしようと思います。 

とても記憶に残っている出来事です。

のぐちょ家にやってきた「カメ」 

今回の主役になる猫の名前は「カメ」

読んだ方の頭に「??」がつくのが目に浮かぶ。

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↑このカメではない。猫だ。

期待させてすまない、「カメ」はちゃんとした(?)猫だ

 

由来は忘れてしまったが、当時僕の家には3~4匹ほど猫がいて、それぞれに独特な名前を付けていた。

イクラ」「チャッピー」「ピアノ」「ゴマ」 

そこに新たに入ったのが「カメ」だ。

しかし名前の由来が思い出せない(;´Д`)それだけでネタになりそうなのに、がっでむ!

 

カメはピアノの子供で、母猫であるピアノが育児放棄をした

初めての子供ということで多大なストレスを感じ、ピアノは育児をやめたため、育児を放棄した母猫の代わりに、ウチの母が育て始めた。

まだ片手の手のひらに収まるほどの大きさで、子供というより幼子だ。

まともに歩けないし、授乳をしなければ死んでしまう。

f:id:nogutyo:20131101002703j:plain※イメージ

 photo credit: lord_yomismo via photopin cc

 

そんな子猫を育てるのに必要だったのは、子猫用の哺乳瓶だった。

実際に使っていたものはこれではないが、離乳食を取るようになるまでずっと使い続けた。

マグカップにミルクを作って体温くらいまで湯冷ましてから、子猫用の哺乳瓶に入れて与える。最初は上手く飲めないから、何回もこぼしてまともに飲んでも少量。

お腹がすけばミャアミャア鳴くので、何時間かおきにミルクを与える必要がある。

飲む時はもの凄い勢いで哺乳瓶にかぶりつき、お腹いっぱいになるとすぐ寝てしまう。。

哺乳瓶をくわえたまま寝るなんてザラ。

その寝顔に毎日癒されていたのを覚えている。

f:id:nogutyo:20131031235306j:plain※イメージ

 photo credit: Alexandra Guerson via photopin cc

カメは瞬く間に家族中のアイドルとなって可愛がられた。

まさに僕らは兄弟のように、母は我が子のようにカメに接した。

カメはすくすく育ち、ちょっと成長したころにはすっかり甘えん坊になっていた。

 

寝るときは布団に入ってきて、一緒の枕で寝る。

僕らがご飯を食べているときは、カメもご飯タイム。

カリカリが大好きで、缶詰とか贅沢しない。

一緒にテレビを見て、一緒にくつろいで。。

そういえばビールをペロペロしたこともあったな(^ ^)

車に乗って移動もするし、外で遊ぶのも大好き。

冬は定番のコタツに入るが、甘える時は出てきて母の膝の上に丸まる。

 

きっとカメは自分のことを人間だと思っていたのかもしれない

いつも一緒で、一緒に縁側で昼寝したり一緒に雪遊びしたり。。

自分は僕らの兄弟であり、母の子供だと思って疑っていない、そんな感じだった。

「メソ」の存在とカメの失踪 

それから数年、幸せに生活していたカメに試練が訪れる

新しい猫が我が家のニャンコに加わったのだ。病院の裏に捨ててある段ボールにその子猫は捨てられていた。

放っておけなかった母は、その子猫を連れ帰ってきた。

そうして名付けた名前は「メソ」

※セ○シーコマンドー「すごいよマ○ルさん」に登場するアレだ

 

母も僕らも、新しい仲間のメソを、他のニャンコは受け入れてくれると期待していた。

事実、他の猫たちはメソを受け入れ、子猫であるメソにいろいろ教えてあげていた。

しかし、ただ一匹、違っていた。

カメだ。

カメはメソに対して、あからさまに敵対心をぶつけたのだ。

f:id:nogutyo:20131101000959j:plain※イメージ

photo credit: Malingering via photopin cc 

そりゃそうだ。いろいろ子猫を躾けるのはウチの母がやってたので、メソにかかりっきりになったのだ。

この時、カメが最も嫌がったのは、自分が使っていた哺乳瓶を使われることだった。

あまりに嫌がるので、違う哺乳瓶を買ってきたくらいだ。

※メソは拾ってきた時には幼子ではなかったので、離乳は早かったが…

 

カメはジェラシーに打ちひしがれて毎日のようにメソに喧嘩をふっかけ、それを母に怒られ拗ねてどこかに行ってしまう。

ご飯時には戻ってくるのだが、ご飯後にメソがカメに遊んでほしくて近づいていくと、カメは威嚇する⇒怒られる⇒どっかに出て行く、そんなことが毎日続くようになっていた。

 

カメは母を取られるのが恐かったかもしれない

また自分の母親に捨てられるのが恐かったのかもしれない(子猫だったカメに幼少時代の記憶があったかは分からないが…)。

激しいジェラシーに苛まれたカメは、ストレスで体調を崩すようになり、ご飯もあまり食べなくなった。

急激に痩せて行くカメ、何か悪いものでも食べたんじゃないかと心配になる程。

そんな生活が続いていたある日、カメはまたメソに喧嘩をふっかけ、家を飛び出していった。

しかしこの時はいつもと様子が違ってて、ご飯で食べたものを1階の廊下に嘔吐して、そのまま出て行った。

そしてその日を境に、カメは帰ってこなくなった。。

 

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長くなりそうなので次回に続きます・・・

 

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